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TEAM MIRAIは3月24日、東京・秋葉原にある秋葉原UDXで6月23日〜29日に開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2014」の参戦体制を発表した。
TEAM MIRAIを運営するMIRAIは、愛知県一宮市にあるEVバイクの開発と販売を行っているベンチャー企業。
パイクスピークとはロッキー山脈にある山の1つで、ここを舞台にするPPIHCは、2輪、4輪のマシンが参加するタイムアタック競技。このPPIHCにはさまざまなクラスが設けられているが、TT零13改が参加するのは2014年から新設されたEVバイククラス。
今回が初開催となるクラスだけに、ライバルの状況からコースとEVバイクのマッチングなどは一切不明だが、なにも分からないのはほかのチームも同様だ。
それだけに「出場するすべてのチームに優勝するチャンスがある」とも言えるだろう。
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また、TEAM MIRAIをサポートする企業の1つに、SUPER GTの強豪チームとして「GSR 初音ミク BMW」を走らせる「グッドスマイルレーシング」がある。
グッドスマイルレーシングと言えば、レーシングカーのボディーに貼られた「初音ミク」のイラストが最大の特徴。音声合成システムの「VOCALOID」として初音ミクが2007年にリリースされた当時は“新しい時代の音楽”と呼ばれ、ユーザーによって育てられて一大メディアに成長した。
そんな初音ミクを登用するグッドスマイルレーシングもファンによって支えられているチームであり、MIRAIが開発を続けている電動バイクも「これからの乗り物」。さらにサポートしてくれる仲間の存在によって育てられている部分などはグッドスマイルレーシングの活動と重なる部分があり、これに共感したグッドスマイルレーシングが2013年からTEAM MIRAIとコラボレーションをスタートさせている。
その証としてTT零13改のカウルには、2014年仕様のGSR 初音ミク BMWでも使用されている「レーシングミク 2014 Ver.」のイラストがデザインされている。
引用元:CarWatch
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