1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2016/04/03(日) 09:30:51.86 ID:CAP

http://autoc-one.jp/special/2626541/
スズキ アルトワークスのMT販売比率は「90%」!
no title

最近、MT(マニュアルトランスミッション)を搭載したスポーティカーが話題になっている。
直近では2015年12月に発売された「スズキ アルトワークス」が5速MTを用意したところ、MTの販売比率は約「90%」にも達した。アルトワークスのATはシングルクラッチ式の「5速AGS」で、ツインクラッチやCVTに比べると変速時の滑らかさに欠けてしまう。
2015年3月にアルトターボRSを5速AGSのみで発売し、「5速MTが欲しい」という声に応えて投入されたのがアルトワークスだった。
そのような経緯があるために5速MTの比率が高いのは当然といえば当然だが、それにしても90%という比率はかなり高い。
過去を振り返ると、1980年代の中頃はAT車とMT車の販売比率はそれぞれ「50%」前後だった。

Lサイズセダンを中心にAT比率が高まってはいたが、コンパクトな車種を中心にATとMTが設定されていて価格はMTが安かった。
そして当時のATはトルクコンバーター式の3速か4速だから燃費性能も劣り、ATの欠点を避けるために実用性でMT車を選ぶユーザーも多かった。

ところが1991年にAT車に限定した「オートマチック限定免許」が発足すると、状況は一変。
AT限定であれば技能講習の時間が短く、運転免許の取得費用も節約できる。同時に1990年代に入ると、
2代目マーチなどのコンパクトカーにもトルクコンバーターをロックアップさせる4速ATが増えて、燃費の不満も解消されてきた。
このような事情で1990年代の中盤には乗用車に占めるAT車の比率が80%前後まで高まり、MT車は販売減少と併せて
搭載車も減らすようになった。そして2000年代には、AT車の販売比率は90%を上まわり、今ではMT車の比率は5%に満たない。
免許の取得形態を見ても、いまや第1種普通運転免許を取得した人の「56%」はAT限定だ(2014年版・運転免許統計)。
ただしAT車の限定免許が普及したからというだけで、AT車の販売比率が90%に達したとはいえない。直近の統計でも、
運転免許取得者の44%はMTの運転を可能としている。
MT車の販売比率が5%以下に下がった理由は、MT車の品ぞろえが激減したからだ。

今は新車として売られるクルマの38~40%を軽自動車が占めるが、軽自動車の中でMTを選べるのは前述のアルトワークスを含めて少数になる。
地域によっては軽自動車は日常生活に不可欠な移動手段で、ユーザーには高齢者も多い(だから増税は許されない)。
その中にはAT車を運転した経験のない人も含まれるから、一部のベーシックグレードには5速MTを残している。それでも販売比率はごくわずか。
ファミリーユーザーを対象に売られるミニバンは、ほぼすべての車種がAT専用。セダンやSUVも、一部の車種やグレードを除くとATのみだから、
販売比率は必然的に90%を超えるのだ。このあたりはメーカーがユーザーの気持ちを理解していないところだろう。
AT車の比率が増加傾向になり、AT車の限定免許も用意され、AT車の燃費も向上したとなれば「MT車はもう不要」と判断されてしまう。
ATの限定免許が発足したのは前述のように1991年で、それ以前に取得したユーザーも大勢いるのに考慮されないのだ

MTをラインナップしたことで話題となった「マツダ アテンザディーゼル」
no title

(中略)
「運転して楽しいクルマがない」と不満を募らせていたところに、スポーティなセダン&ワゴンで、ディーゼル+6速MTのアテンザが
登場したから注目された。「これは商売になる」と判断したマツダは、今では5速と6速のMTをガソリンエンジン搭載車を含めてデミオなど複数の車種に用意する。
大量に売れるわけではないが、好みに応じて選べるのは大切なことだ。

「日本はオマケ」で売れ行きを落とした3ナンバー車と、「国内専売」で売上を伸ばした軽自動車
今の日本車の品ぞろえでは、MTと同様の現象がさまざまな分野に見受けられる。例えばセダンとワゴンは5ナンバー車が激減して、海外向けの3ナンバー車ばかりになり、売れ行きを落とした。
問題はサイズというより、商品企画の対象にある。海外向けに企画された車種を「日本でも売る」という姿勢で投入すれば、
販売台数を伸ばせないのは当然だ。この背景にもMTと同様の誤解が絡む。
1989年に消費税の導入と併せて自動車税制が改訂され、


2: 海江田三郎 ★ 投稿日:2016/04/03(日) 09:30:58.56 ID:CAP

3ナンバー車の自動車税が大幅に安くなった。それまでは2リッターを超える
自家用乗用車は年額8万1500円だったが、改訂後は2.5リッターまでは4万5000円に引き下げられた。
また出荷価格に課税される物品税が廃止され、3ナンバー乗用車はこの税率も23%と高かったから(5ナンバー乗用車は18.5%)、
価格も大幅に値下げされた。そこでメーカーは、海外向けの車種を国内でも売るようになった。3ナンバー車にすればユーザーは豪華になったと喜び、
メーカーは国内向けの5ナンバー車を開発する必要がなくなる。一石二鳥というわけだ。
ところが前述の「日本はオマケ」のクルマ造りでは共感を得られず、肥大化して密度感の薄れたセダンを中心に売れ行きを下げた。
「クルマ離れ」ではなく、日本車の「日本離れ」が進行して、小さなクルマに代替えするユーザーが増えた。この時もまたメーカーは誤解をした。
ユーザーが冷めた気分になって実用的な小さいクルマに代替えしたこともあるが、本質は違う。
軽自動車は国内専売、コンパクトカーも世界生産台数の40~50%は国内で売り、要は「日本はオマケ」の商品ではなかったことだ。
軽自動車、コンパクトカー同様に日本向けのミニバンは、海外重視になったセダンやワゴンに失望したユーザーを暖かく迎えてくれた。
そこを理解できないメーカーは「もはや日本ではセダンは売れない、見込みがあるのは軽自動車」という判断になり、
今ではOEM車を含めると全メーカーが軽自動車を扱う。
1980年には20%だった軽自動車の販売比率は、軽自動車規格の変更もあって1999年に30%を上まわり、2014年は41%に達した。
直近では減ったといわれながら、2015年も38%を確保する。
今になって振り返れば、1989年の「自動車税制改訂」が分岐点だった。
クルマ造りの軸足が海外に移り、日本市場の本質を見失い、数々の誤解を重ねたことで国内販売が衰退した。
一般的に国内販売が衰退した理由はバブル経済の崩壊とされるが実情は違う。そして1990年の国内販売は778万台だったが、2015年は65%の505万台だ。
このような誤解はもうやめたい。「AT車しか買ってもらえない」と判断しそうになった時、「MT車を完全になくして良いのか?」と考えるべきだ。
「もはや軽自動車が売れ筋」と諦めかけた時も「まだ小型車や普通車でやり残したことはないか」と視野を広く取って考えて欲しい。
最後に「なぜMT車に魅力があるのか」という点にも改めて触れておきたい。
MT車の魅力は、「ドライバーにとって駆動力のコントロール領域が広がること」だ。エンジンの力はアクセルペダルの操作で増減できるが、
エンジンと駆動輪の間にはトランスミッション(変速機)が介在する。
この変速操作をクルマ任せにすると、運転がラクになる半面、走りのすべてをドライバーがコントロールすることにはならない。
その点、MT車であれば駆動力の伝達過程も自由に操れる。さらにいえば、シフトレバーやクラッチペダルを操作することも、
ハンドルやブレーキと同様に運転の楽しさを盛り上げる。
今はATのメカニズムが進歩したので、機能的な速さにMT車の優位性はほとんどない。

日産 GT-R(GR6型デュアルクラッチトランスミッション)
高性能な「日産 GT-R」などは、ドライバーの変速操作が車両の速度に追い付かないこともあり、クラッチペダルを操作するMTは用意していない。
つまりMT車を選ぶ理由は、操る楽しさであり、情緒であり、「クルマが勝手に変速するのは邪道で許されない」というドライバーの意地だったりする。これもまた、クルマが持つ魅力の本質に深く係わる。
MT車は大量に売れる商品ではない。しかしそれがあることで「クルマはやっぱり楽しいね」と思える人達がいる。
少数のニーズに目を向けることは、今はとても大切だろう。売れ筋路線を追いかけて衰退したのだから、次は発想を転換させて、少数のニーズをヒントに需要の掘り起こしをねらいたい。
前述のマツダ車は、市場対応としては、少数に焦点を絞ったしたことで成功している。
欧州においては、MT車の比率が格段に高い。日本では前述のように5%以下だが、EU(欧州連合)は90%以上に達する。国別に見るとスウェーデンは80%前後だが、フランスなどはMT車が限りなく100%に近い。
背景には「ギヤチェンジをドライバーが行うのは当たり前」という常識がある。運転のすべてをドライバーが行って責任を持つ考え方だ。MT車の設定にも深い意味がある。
日本と欧州ではクルマの使用環境が異なり、トランスミッションの受け止め方にも違いがあるが、日本でMT車を少数派に追いやった商品開発は行き過ぎだったと思う。
ユーザーの「選べる自由」はとても大切だ。そこから需要が増え始めることもあるのだから、メーカーも選択肢を充実させて欲しい。


12: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 09:47:16.49 ID:aS6B5/ip.ne

>>2
>「クルマが勝手に変速するのは邪道で許されない」

邪道てw


7: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 09:39:40.58 ID:kSWzazm7.ne

一回オートマに慣れるとMTに戻れんよ
年取ると尚更。
一時停止の度にギヤチェンジなんてやってられない。


25: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:08:12.88 ID:yaQqcD+5.ne

>>7
それ実感。
先日、普段乗ってるAT車から、MT車に乗る機会があったが、
坂道発進で3~4mもバックして発進したなぁ。
クラッチ合わせとかサイドブレーキの活用とか全然忘れてた。


100: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 13:01:37.34 ID:eV0m1kzC.ne

>>7
MTに慣れてると、それら一連の操作は体が勝手に行うような感覚。ある意味AT。
逆に、たまにAT車に乗ると、クリープで勝手に走り出すところからして怖いw


11: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 09:46:59.32 ID:X2qjn4m8.ne

ATが全く普及していなかった頃は交通事故なんてなかった
ATが事故を誘発している


30: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:16:06.92 ID:2oUEULYv.ne

>>11
MTでダイミック入店とか有り得ないもんな


78: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 11:31:47.42 ID:qEi7yX45.ne

>>30
クラッチスタートしか知らんゆとり乙

正直、最近のお節介電制がガシガシ介入してくる車をMTで転がしたからってそんなに楽しいとも思えないけどな


13: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 09:49:34.17 ID:SSq7wbVb.ne

実のところATはメーカーが言うほど燃費良くないしな
MTより良くなったって触れ込みで廃止したけどw


102: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 13:09:28.16 ID:Wus4QuIB.ne

>>13
CVTが燃費良いのは測定方法もあるからな
今後、燃費測定が国際基準に統一されるらしいから
CVTの化けの皮が剥がれるだろ


17: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 09:53:39.11 ID:ePSfpfmd.ne

MT復活の兆しなんてねえよアホか
そもそも車自体がアレなのによ
アルトワークス新車を買うような人間はそりゃMTだろうさ


23: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:05:52.60 ID:31nLL8z5.ne

元レーサーの知人が言うには加速性能ではとうに追いぬかれ、
MT派が優位性を語る上で最後の砦だった燃費でさえ、最早人がやるより
コンピュータ制御に任せたほうが高効率だそうだから、運転していて楽しい
という個人の主観しかMTの取り柄は無くなってしまったな。


38: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:23:46.32 ID:eRmhMpbw.ne

>>23
日常生活における凍結路面での走破性もATのほうが有利、
MTでチェーンなしでは発進不能でも、ATなら一発で発進可能、
俺の腕のせいかもしれんがorz


45: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:31:36.73 ID:qy2d0Etz.ne

>>38
凍結路の発進はMTの方が良いよ
ATはクラッチが無いから動力のオンオフしかできないが
MTはクラッチがあるから細かい調整ができる


53: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:38:56.96 ID:4pX3ZsHE.ne

>>23
きょうびスロットルだのEGRだの、バルタイや点火時期だのでやたらと細かく協調制御やって膨張比まで走りながらコロコロ変えてたりするから
少なくとも乾いた雑巾絞ってるカタログレベルの燃費競争だとMTは辛そうやね
実燃費は知らんけど


106: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 13:13:25.28 ID:eV0m1kzC.ne

>>23
仰るとおり、機能・合理性ではMTに立つ瀬はない。
レースの世界ではATではないが、F1でもクラッチを操作するのは発進時だけだ。
だが、例えば時計だってクォーツが機械式を駆逐しきってはいない。
この先ますます少量生産の高級品になるのかもしれんが、それでもMTはなくならないだろうな。


36: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:19:49.28 ID:h0zkkJ2r.ne

スズキさんよ。
エブリーワゴンもMT車残しておいて欲しかったよ。
軽は定員乗車や荷物載せると、やはりATでは辛いものがある。
車屋やったらすぐにわかると思うのに、なぜ廃止するのかな。

日産、マツダ、三菱にもOEM供給するレベルなんだから
ラインナップは充実させておいて欲しいぞ。


43: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:28:55.22 ID:dRvX4rCd.ne

AT車は進みたがる
MT車は止まりたがる
信号待ちでジリジリ進む奴って前がつかえてるのに見えないのかな?


50: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:34:27.40 ID:lbnTLH0R.ne

>>43
燃費が悪くなるので、信号待ちの時はNに入れてるわ
それと積極的にエンジンブレーキを使うようにしている
そのおかげか、以前とブレーキの減りがぜんぜん違う


51: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:35:24.36 ID:XmB5PL6a.ne

>>50
今時アイドルストップ機能があるだろ


59: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:43:23.14 ID:yaQqcD+5.ne

>>51
あれってバッテリーの消耗が早まるんじゃね?
頻繁にエンジンスタートやるから。
何でか知らんが、アイドリングストップ機能付きのバッテリーは特殊な仕様らしくて
交換すると最低数万円かかるって聞いたけど。

普通のバッテリーは、カー用品店でも1万円出せば十分いいのが買えるのに、
それを聞いてから、燃費よりもバッテリー消耗の方が怖くて、アイドリングストップ
機能はOFFにしてる走ってるよ。


60: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:44:13.01 ID:d2t/HEZ5.ne

>>50

それで発進しようとしてアクセル踏んだら、Nのままで、
からふかし状態になって、慌ててセレクトレバーをDに入れたら急発進して、
前の車にぶつかって、もうパニックになって、
こんどはRに入れて後ろの車にもぶつかったというバカを知っている。


52: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:35:34.01 ID:79JfRdmL.ne

MTに復活の活路をって言った所でクラッチ操作のいらないMTだろ?
車に拘りある人でなければそれはもはやATとなんら変わりがないよ。
こんな事に今更触れるなんてステマと思われてもしからない記事だわ。


65: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 10:56:04.58 ID:03VgZ9Ai.ne

MT車の魅力は、「ドライバーにとって駆動力のコントロール領域が広がること」だ。

上記説明を良く見るが、まったく違うね。車速にあわせてエンジンの回転を
あわせ、シフトレバーを操作し回転数が合ったときにシフトレバーが吸い込まれる
ように”スコ”っと入ったときの車を操っている感じ、それに魅力があるんだよ。
駆動力のコントロールだったら、ATのほうが高速で確実にできる。


69: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 11:05:50.23 ID:Qt4NLyIv.ne

アラフォーの俺らまでが、若い頃に無理して車買った世代かもな
当時はMTにこだわって車種選んでたが、段々選択肢が狭くなってくる

結婚前に諦めてアウディワゴンのAT買ったが、結婚後も嫁が乗れて結局無駄にはならなかった


77: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 11:25:39.82 ID:qQmomUWC.ne

東京みたいに渋滞の多いところではMTに乗る気はしないな。
少し動いては止まるが続くと疲れる。
まぁそもそもMT車持ちってのは2台以上の所有が前提だとは思うが。
アルトワークスMT買う人も趣味で買うだけで、最低もう一台家族用のミニバンやsuvがあるはず。


90: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 12:32:02.97 ID:CJy7DDCPE

MT車でもトランスミッションやクラッチが手動というだけで、
アクセルやブレーキが半分オートマチックになってたら意味がない。
エンスト防止とか、ヒルアシストとか余計なもの付いてるのがあるから最近のMT車は欲しくならないな。
特にシンクロレブコントロールなんて論外。


109: 名刺は切らしておりまして 投稿日:2016/04/03(日) 13:42:34.19 ID:4K1ZB9Ic.ne

復活はしても普及することは絶対にない
運転を作業ではなく娯楽と考える人以外には、単なる低機能車でしかない


引用元:http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/bizplus/1459643451/