フェラーリ
フェラーリ、「見せ物」になるならF1撤退!CEOが興行主の提案に警告
1: 2018/04/14(土) 12:28:03.78 ID:CAP_USER9
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は13日、レースの重点に置くべきは「見せ物」ではなく競技であると主張し、
選手権が米国のNASCARシリーズのようになっていくならば、チームはF1から迷わずに撤退すると警告した。
イタリアメディアによると、フェラーリのセルジオ・マルキオーネ(Sergio Marchionne)最高経営責任者(CEO)は、オランダ・アムステルダムで行われた株主総会で、
「F1がスポーツではなく見せ物となり、レースがNASCARのような方向に進むならば、フェラーリは去ることになる」と述べた。
「F1をねじ曲げるような提案がなされるのであれば、フェラーリは撤退する。われわれは興行主である米リバティメディア(Liberty Media)と可能な解決策を模索していく」
前週行われた今季第2戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2018)で、リバティメディアはF1に関する将来の青写真を発表。
その5つの主要ポイントは、コスト、収益、新構造のガバナンス、競技・技術規約、パワーユニットに関するものとなっている。
2021年からの導入が提案されたコストキャップ制では、予算に1億5000万ドル(約160億円)の上限が設けられており、
フェラーリがF1撤退を示唆する原因になったのはこの点だとみられている。
マルキオーネ氏はまた、「10日前にリバティメディアから改革案が出された。もっと詳細を把握してから、フェラーリの利益に沿って選択していく」とすると、
フォーミュラE(Formula E)シリーズに「とりわけ関心」があるとして、「代替案を探っていくことになるかもしれない。脅すつもりはないが、われわれは買い物をやめる気はない」と強調した。
「技術的アプローチをあまり求めていない人間もいるようだが、われわれやメルセデスAMG(Mercedes AMG)はハイレベルの維持を追求している」
バーレーンGPでリバティメディアの計画が発表された際、昨季王者のメルセデスは「良い出発点だが、詳細を詰める必要がある」という見解を示しており、
トト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表は、同チームの予算が「2億5000万ドル(約267億円)以上」であることから、妥協点を見いだす必要があると述べた。
一方、ウィリアムズ(Williams)のクレア・ウィリアムズ(Claire Williams)副代表は、
この計画が収入面においてトップチームから下位チームに至るまで公平性を保つものになるとして、「シャンパンの栓を抜く時がきた」と歓迎した。
レッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表は、計画が「数か月」以内にまとまることを期待していると話し、
「結論としては、この計画はトップを走る3、4チームにとって、より一層大きな影響があるということだ」と述べた。
2018年4月14日 11時57分 AFPBB News
http://news.livedoor.com/article/detail/14578038/
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フェラーリさん、相撲の土俵に上がってしまうwwwww
フェラーリといえばコレ!?スーパーカーブームで人気を呼んだ『512BB』の魅力に迫る
1: 2018/04/05(木) 19:08:56.17 ID:CAP_USER
1976年にフェラーリ365GTBBの後継モデルとして誕生したフェラーリ512BB。
当時は日本でスーパーカーブームが巻き起こり、ランボルギーニ・カウンタックに対抗する人気の高さを誇っていました。
しかし、このモデルは単なるブームで人気となったのではなく、フェラーリにとって今後のスポーツカー作りの方向性示す重要な存在でした。
Photo by Mike Roberts
打倒カウンタック!スーパーカーブーム時に衝撃デビューしたフェラーリ512BB
Photo by proby458 (Paul)
1973年、フェラーリ初となる水平対向型12気筒エンジンを搭載した『365GT4/BB』が発売されました。
フェラーリは、それまでのフロントエンジン仕様であるデイトナ(365GTB/4)に代わるリアミッドシップスーパーカーの開発に着手。
リアミッドシップのグランドツーリングカー(GTカー)にはフェラーリ・ディーノがありましたが、12気筒エンジンをリアに搭載したのは365GT4/BBが初めてだったのです。
そんな初の試みが多数なされた365GT4/BBは、計画上では25台のみの限定販売が決まっていましたが注文が殺到し、最終的には387台まで製造・販売。
そして発売から3年後となる1976年に、自動車排ガス規制をクリアするために排気量アップした512BBがデビュー! 外装に大きな変化はありませんが、コストを抑えるために365GT4/BBで使われてきたFRPやマグネシウムなどの一部をスチールやアルミへ置き換えられた分、車体は重くなりましたが、排気量を約600ccも引き上げた4,942ccまで拡大し、最高出力・最大トルクともに大幅アップ! 公称最高速度は302km/hとされ、ランボルギーニ・カウンタックとスーパーカーにおける人気を二分していました。
その後1981年まで製造され、後継モデルに燃料供給をインジェクションへ変更した『512BBi』が発売しましたが、わずか3年間で販売終了になり、後継モデルとしてフェラーリの人気モデル『テスタロッサ』が登場したのです。
ボクサーエンジンか?それとも180°V型エンジンか?
https://twitter.com/gravel8558/status/720187602117091328/photo/1
左180°V型エンジン 右水平対向エンジン pic.twitter.com/RjyVk0x4uE
— 俊@YBR1200G (@gravel8558) 2016年4月13日
512BBという車名は排気量5リッターの12気筒エンジンということから『512』が用いられ、『2ドアクーペ』『水平対向エンジン』を意味する『ベルリネッタ・ボクサー(Berlinetta Boxer)』の頭文字『BB』と組み合わせて『512BB』と名付けられました。
ちなみにエンジンレイアウトとして水平対向型は正しいのですが、厳密には180°のバンク角をもつV型エンジンとされています。
ではなぜ、『水平対向型』を名乗らなかったというと、左右それぞれのピストンが一つのクランクを共有しているからです。
通常ボクサーエンジンは左右関係なくシリンダーそれぞれに個別のクランクが設けてありますが、それに該当しないため『180°V型』が用いられました。
ル・マンを走ったフェラーリ512BB/LM
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