1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2016/03/03(木) 23:12:46.48 ID:CAP
http://response.jp/article/2016/03/03/270865.html
イタリアの高級スポーツカーメーカー、ランボルギーニが3月1日、ジュネーブモーターショー16で初公開した
『センテナリオ』。価格は日本円で2億円を超えるが、発表の時点で限定40台は完売しており、「完売御礼」のワールドプレミアとなった。
センテナリオは、ランボルギーニの創業者、フェルッチオ・ランボルギーニ(1916年生まれ)の生誕100周年を記念する
限定モデル。クーペ20台、ロードスター20台の合計40台が限定生産される。
センテナリオは、わずか40台のために専用ボディを設計。エアロダイナミクスを追求したデザインが特徴で、
とくにアグレッシブなリアディフューザーや格納式のリアスポイラーが目を引く。モノコックにフルカーボンファイバー製ボディを
組み合わせ、乾燥重量は1520kgに抑えられた。ボディサイズは、全長が4924mm、全高が1143mm。
インテリアは、基本的にフルオーダー仕様。カーボンファイバー製スポーツシートをはじめ、カーボンやアルカンターラを使った
ステアリングホイール、サンバイザー、ドアパネルなどが選択できる。
駆動方式はフルタイム4WDを基本にしながら、センテナリオには新開発の後輪操舵システムを採用。低速走行時、
ステアリングホイールの舵角とは反対方向に後輪をステア。方向転換の際には、最小回転半径を短縮する。一方、高速走行時には、
ステアリングホイールの舵角方向に後輪ステアが連動。安定性や車両のレスポンスを高める。
ミッドシップには、『アヴェンタドール』用がベースの6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。最大出力は770hpと、
ランボルギーニ史上最強のパワーへ引き上げられた。パワーウェイトレシオは、1.97kg/hp。この結果、センテナリオは0-100km/h加速2.8秒、
最高速350km/hオーバーという圧倒的パフォーマンスを実現した。
センテナリオの価格は、税別で175万ユーロ(約2億1685万円)から。創業者の生誕100周年記念車で、専用ボディ、フルオーダー内装、
そして少量限定車という点が世界の富裕層の購買欲を刺激し、初公開を前に40台のオーダーリストは埋まった。
ランボルギーニをはじめ、フェラーリやマクーラーレンなどのスーパーカービジネスの好調さを、またひとつセンテナリオが証明した形となった。