http://japanese.engadget.com/2016/09/14/10/
http://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/cbf7ba59e84b15c5b3854045612a5400/204324011/autonomous64.gif
著名ハッカーGeoHotことGeorge Hotzが設立したベンチャー企業Comma.aiが、2016年内にも既存自動車向けの
半自動運転キットComma Oneを発売すると発表しました。999ドル前後になるというこのキットには、前方認識用のカメラとレーダー
が含まれており、ドライバーの運転操作を肩代わりします。
Comma One はすべての車種で使えるというわけではないものの、George Hotzによれば「テスラのAutopilotと同程度には
運転を自動化可能で、マウンテンビューからサンフランシスコへ出かける程度ならハンドルにもペダルにも触れる必要はない」とのこと。
Hotzはまた、Comma Oneがカメラ映像から直にデータを取得していることに触れ「この方法はテスラでさえやっていない」と自慢します。
とはいえ、一個人が立ち上げたベンチャー企業にとって、わずかな期間でComma Oneのような製品を潤沢に用意するというのも難しい話です。
宣伝文句こそ威勢がいいものの、Hotzは年内に供給できるComma Oneはごくわずかな数量にとどまるであろうことを認めています。
もし、いま乗っている自分の車に半自動オプションを取り付けようと思うならば、おそらくは2017年に入るまで待つ必要がありそうです。
またComma Oneが自分の車でどの程度うまく機能するかはやってみないことにはわかりません。
ただ、新車を買わずともわずか1000ドル(約10万3000円)程度で半自動運転機能を手に入れられるなら、取り付けてみたいと思う人も多いはず。
日本でも入手できる日が来れば、ぜひとも(安全なところで)試してみたいものです。
下はComma.aiがオープンソースとして公開した自動運転システムの映像。前走車に追随するようにステアリングを自動操作
するようすを映しています。
自動運転
経産省、完全自動運転車の目標前倒し 「グーグルやアップルに比べて周回遅れ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160914-00000500-fsi-bus_all
経済産業省は13日、人工知能(AI)などを活用する「第4次産業革命」の実現に向けた
産業構造審議会の官民会合を開き、人が運転に関与しない完全自動運転の販売開始を2025年としている目標を前倒しする方針を明らかにした。
会合では、完全自動運転車の市販に先立って、専用レーンでバスを自動運行させるなど、
限られた地域での実用化を20年より前に始めるとし、法制度の整備などを急ぐなどの案が示された。
世界的に自動運転車の開発競争が激化している現状を踏まえ、
IT関連企業の幹部などの委員からは「グーグルやアップルに比べて、すでに周回遅れになっている」と、さらなる前倒しを求める意見が相次いだ。
(以下略)
ぶっちゃけトヨタもホンダも30年後には存在してるか怪しいよな??
電気自動車&自動運転&シェアリングで壊滅してそう
アウディ、世界初レベル3の「自動運転車」を来年投入へ
1: 2016/09/06(火) 18:59:17.82 ID:CAP_USER
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/090200066/090200003/?i_cid=nbpnbo_tp
自動運転がついに普及段階に入った。先頭を走るのが、BMWやアウディ、ダイムラーなどのドイツ勢だ。最新技術を搭載した高級車を既に市販し、
運転者が前方を監視する必要のない次世代車の市販時期も明言し始めた。
日経ビジネス9月5日号の特集「ここまで来た自動運転」では、こうしたドイツ勢の戦略や最新技術を現地で徹底取材した。
独フォルクスワーゲン(VW)グループのアウディは、グループ全体の自動運転技術を主導するブランドだ。
VWブランドは自動駐車技術の開発を担当し、他は全てアウディブランドで開発する。アウディに自動運転技術を先行投資し、培った技術をグループ各社に展開する戦略だ。
アウディでブレーキ・ステアリング・運転支援システム開発の総責任者を務めるトーマス・ミュラー氏に、同社の本社があるドイツ・インゴルシュタットでインタビューした。
(聞き手は島津 翔)
現時点でのアウディの自動運転技術の競争力を率直にどう捉えていますか。
トーマス・ミュラー氏(以下ミュラー):まず、アウディが「自動運転=Auto Pilot」と称するのは、「レベル3」(SAE=米自動車技術協会の定義)以上を指します。
運転者が従事しなくても安全に走行できるレベルです。
現在、市販されたびたび「自動運転」と過大に説明されている機能は全て「レベル2」の「運転支援システム」で、常に運転者の監視が必要なもの。
米テスラ・モーターズの市販車やメルセデス・ベンツ「Eクラス」などの、ウインカーを操作すればハンドルを自動で操作し、車線変更するモデルもレベル2なのです。
アウディがアウトバーンで公道実験を続けている試作車「ジャック」はレベル3以上のシステムを搭載し、
特定の条件下(現在のジャックの限界は、高速道路で時速130km)でシステムが運転を実行し、この条件下ではドライバーに監視義務がありません。
ミュラー:システムが運転者を呼び戻せば、そこでオートパイロットは終わり、手動運転に切り替わります。
レベル2の運転支援システムとの最大の違いは、システムがバックアップ機能を持たなければならない点です。
センサーやブレーキのアクチュエーター、ステアリングなどクルマの操縦に関わる全てのハードウエアとソフトウエアにバックアップシステムが
必要になります。99.9999%以上、安全と言えない限り、量産車には搭載できません。
試作車「ジャック」を試運転した感触では、車線変更やスピードの微調整など、人が不安に思わないような工夫やそれを裏付ける技術が搭載されていました。
まだ安全と言い切れない部分はどこにありますか。
ミュラー:例えば、前方にナビゲ―ションなどで認識されていない渋滞が発生している場合です。前方部を認識するレーダーの検知能力は最大250mで、
システムが認識してからでは、時速130kmからとんでもない緊急ブレーキをかけて停止することになります。そんなことがあれば、
運転者は二度とシステムを信用しなくなります。
また、ドイツでは車両間の相対速度差が大きいという問題もあります。時速130kmで走っているクルマもいれば、
250kmで走っているクルマもいる。今の後方レーダーは120m程度先しか検知できないので、(後ろから時速250kmで走ってきたクルマを)
認識して安全なレーンチェンジはできません。
想定環境のうち80%は比較的容易にクリアできても、残りの20%が難しい。「ステップ・バイ・ステップ」で徐々に進んでいくしかありません。
ジャックで試験している「レベル3」の市販時期は。
ミュラー:2017年に発売する新型「A8」で、おそらく世界初となるレベル3の機能を搭載する予定です。
これは時速60km以下の高速道路上の交通渋滞時に限定された機能です。A8には、レーダーやカメラなどに加えて、
レーザースキャナー(LIDAR)を搭載し、システムの正確性を向上させます。
日産 新型 セレナ 自動運転は期待はずれ、というか、あまり使えない
1: 2016/09/07(水) 07:42:24.48 ID:73HEPhco0
セレナのプロパイロットを公道で試乗!だが、その結果は・・・
すでに新型セレナの概要は何度かお届けしているので「やっちゃえ日産!」の大きな柱となっているプロパイロットの味&機能について紹介してみたい。
最初に結論から書くと、期待値を大きく下回っていました。スバルの『アイサイト3』に届いておらず。というか、あまり使えないのである。具体的に説明しましょう。
プロパイロットの機能としては2つ。1つがアクセルとブレーキをコントロールする「先行車追随クルーズコントロール」。2つ目にハンドルをコントロールする『レーンキープ』。
この2つを機能させると、アクセルもブレーキもハンドルも操作しない「自動運転」になります。とりあえず流れの良い一般道でスイッチを入れてみる。
するとどうよ!ほとんど使えない。先行車追随クルコンは前を走る車両に合わせて加速する機能なのだけれど、プロパイロットの場合、加速が極端に鈍くノロノロ。後続車をイライラさせるし、そもそも先行車が目の前からいなくなってしまう。
「自動」にはほど遠く、必ずアクセルの踏み増しをしてやらないとダメ。残念でした。
ブレーキも信頼性という点でイマイチ。レーダー+カメラというシステムを使うボルボや、ステレオカメラのアイサイト3は先行車の減速を“ほぼ”100%の確率で瞬時にキャッチ。自然なタイミングでブレーキ制御を行う。
しかしプロパイロットはカメラしか使っていないせいか、確認性能もブレーキのタイミングも安定していない。
http://autoc-one.jp/nissan/serena/report-2879495/