宮崎はある？都城は？

荒尾はいく？

平坦な道が続く。

なにしにいったの？

青看板に鹿児島の文字が現れる。


　　
熊本城には18時半に到着。
チャリで来るのは実は四回目。





この日は熊本市内のネカフェに宿泊。


初日から日焼けで顔が痛い…

二日目。阿蘇方面に向かう。
朝から頭痛やら鼻水やらが止まらず、体調がすぐれなかった。
それでも先に進む。

田舎って車とすれすれの所有るから怖い時有る

大観峰に行こうかとも思ったけど、断念した。







ゆるやかな上り坂が続く。

ママチャリで行ったのかｗ

何泊？

この日は阿蘇を走り回ろうと思っていたが、一気に高千穂に向かうことにした。

大観望良いとこだぞ
行けば良かったのに

普通のホームセンターにあるようなチャリですごいわ

景色がいいので、楽しく走れた。
体調もよくなってきた。

　





　


ただ尻の割れ目や股関節付近の皮膚がヒリヒリしてきた。

さらに山の奥のほうへ。




　　
なかなか急な上り坂が続く。






上り坂は基本的にチャリを押して進む。

俺、宮崎の田舎出身だから、懐かしい

トンネルを抜けてからは下り坂が続いた。






　　　
山奥やな～。

俺の地元とおったんだな

途中、川魚定食屋で昼ごはん。


　　　




美味い！！！

美味いごはんで気力回復！！
ガンガン進んでいく。

宮崎県に突入！！

もう少し！！

高千穂に来た！！



まずは高千穂神社へ。







続いて本命、高千穂峡に向かう。


かなり急な坂を下っていく。

ママチャリでよく頑張ったな
荷物すくねえな

到着！！！
　　　
以前からずっと訪れたかった高千穂峡！！






チャリだと、目的地に辿り着いた時の達成感がホントに大きいｗｗｗｗ

ライブカメラの前でポーズをとってみた。
携帯からライブカメラを視聴すると、ちゃんと自分が映ってた（笑）


　　　
こいつがライブカメラ。

　右下の赤い肉は何の肉？

ボートに乗りたかったけど、増水していたため、貸出をしていなかった。残念。
この日は高千穂のビジネスホテルに宿泊することにした。




顔が日焼けで痛かった。
ヒリヒリ痛む尻の割れ目や股関節あたりの皮膚のほうも確認してみると、やはり赤くなっていた。

ホテルの部屋に荷物を置いて、高千穂神社に向かう。
高千穂神社では、毎日夜に神楽をやっているので、それを見に行く。



神楽殿。ワクワクしてきたぞ。

夜神楽の演目は4つ。
　そのうち3つの内容が、アマテラスオオミカミの岩戸隠れの伝説。
　

　

　

　

　正直に言うと、日本神話の内容は全然知らない…
　しかし、タヂカラオが岩戸をこじ開けるシーンは感激した。

4つめ、最後の演目は、イザナギとイザナミの二神の舞。
観客席のほうに出てきて、観客に絡んでいたｗｗｗｗ











夜神楽のあとはホテルに直行してすぐ寝た。

三日目。天岩戸に向かう。
高千穂から少し離れたところにある。




チャリは訪れた場所の景色を直に感じることが出来るから楽しい。

神楽って何分くらいやってるの？

とうちゃーく。
まずは天岩戸神社へ。








昨夜の夜神楽が脳裏に浮かぶ。

神職さんに、天岩戸が拝観できる場所のほうにも案内をしてもらった。
ただし、そちらは神域のため撮影は禁止。

次は天安河原へ。天岩戸神社のすぐそばにある。








水が澄んでいて綺麗。

川に沿って歩いた先に洞窟がある。
その中では石が積み上げられている。
幻想的な風景だった。




ここは超オススメ。
綺麗で居心地のよい、お気に入りの場所です。

次は天岩戸神社へ。最初に訪れたほうとは別のもの。
こちらが東宮だったかな？




　　
神社の雰囲気が、タクシーのせいで若干損なわれた（笑）

ママチャリはこだわり？
ロードにはしないの？

神社をあとにして、延岡に向かう。
元々は阿蘇を中心に走り回ろうと思っていたけど、阿蘇に戻るのが面倒臭かった。

　

山あり谷あり、けどほぼ下り。




こんな険しい場所によく道を作れたなーっと思う。



日本一長いアーチ橋。渡ってはいない。

下りが続き、チョー楽。



道の駅とデカいかぼちゃ。





結構遠くまで来たなぁ～。

高い場所で撮影すると、携帯を落とさないかと不安になる。










下っていくにつれ、徐々に川に近づく。

来週バイクで南九州行くんだがまだあんまり予定決めてない
オススメTOP5教えてくれ

18日間で総費用いくらだった？

延岡までもう少し。


　　　
甲子園惜しかったよなぁ。



そして到着。


この日は延岡のネカフェに宿泊。

オグラのチキン南蛮は食べた？

四日目。目的地未定のまま南下する。






曇り空のほうが肌には優しい。

昨日、日向でサル被害が続出しているというニュースを見た。
天気も微妙だし、何よりサルに襲われるのは怖いので先を急ぐ。

道の駅で休憩。





この日はえびの高原に向かうことにした。


この日のうちにえびの高原に行くか、それとも宮崎まで行き翌日日南海岸に行くかで迷った。

マイペースに、しかし着実に前進していく。

九州は宮崎だけまだいったことないな

温泉を見つけたので汗を流す。




汗を流してサッパリだぜ。
そして風呂上りはやはり牛乳だぜ。

引き続き前進。
まだまだ先は長い。

温泉でリフレッシュはしたものの、移動が続くとちょっとしんどい。










案内に「えびの高原」という文字が出てきた。遠い…

のどかだなあ

終わりが見えねぇ…

チャリこいだ後の温泉は最高だけど
そのあと何もしたくなくなるよね

遠い～！！遠すぎるぞぉ～！！
この日えびのに行くのは諦め、、小林市内のどこかで宿泊しようと思った。

道の駅「ゆ～ぱるのじり」に到着。
温泉で汗を流す。




額テカりすぎワロタ。
　　　
この道の駅、温泉だけでなく、宿泊施設も備えていた。
そういうわけで、この日は道の駅に宿泊。


この日は100キロ近く移動した。ゆっくり休んだ。
　　　


幸いサルに襲われることはなかった。

五日目。霧島を巡ることにした。






えびの高原については、寄れたらいいなってくらいの気持ちになった（）

霧島には、一年前に電車で来たことがある。








ただし、その時は霧島神宮にしか行ってない。バスの本数も少なかったしね。
だから、今回はゆっくり巡ろうと思った。

狭野神社に来た。








ひっそりと佇む神社は大好きです。

>>1は学生？

神社の写真を撮影していると、参拝に来た地元のおばさんに声を掛けられた。

　　俺　　「高千穂峰って自転車で行けるでしょうか？」
おばさん「結構登らんといかんけど、歩いて登る人もおるよ」

高千穂峰に行くことにした。目指すは天の逆鉾。

高千穂峰は以前勧められたこともあり、行ってみたいと思っていた。




　　　
御池。後ろの雲がかった山は高千穂峰？


高千穂峰が高千穂町にあると思っていたのはボクだけじゃないと思います（笑）

マイペースでもとにかく前進。
チャリ旅においては、スピードよりも、ずっと立ち止まらないことのほうが大切だと思ってる。

お腹が空いたので、お昼ごはん。
「流しそうめん」という幟があったので寄らずにはいられなかった。


　　　
湧水を飲みまくったｗｗｗ


　　　
美味いぞおおおお！！！




お腹が空いているとより美味い！！！

旅行中は１日何kmぐらい走ってた？

食事をしながら、店のご主人とお話しをした。
30年近く店をやっているそうで、いろいろな人が店に訪れたとのこと。
その中にはもちろん自転車で旅をしている人もいるため、ママチャリで来たと話してもそこまで驚かれることはなかった（笑）
しかし、「若いうち、大学生のうちだからこそ出来ることだから、精一杯楽しみなさい」と応援してもらった。

　　俺　「高千穂峰に行こうと思ってます」
ご主人「高千穂河原までは自転車で登れるけど、そこから先は徒歩で登らないといけないよ」
　　俺　「結構キツイですかね？」
ご主人「歩いて登る人もいるよ」
　　俺　「そこはがんばりますｗｗｗ」
ご主人「高千穂峰はこの先まっすぐだけど、高千穂牧場にも寄ってみたら？　この先少し進んで曲がれば行けるよ」

そういうわけで、高千穂牧場に向かうことにした。
店を出発しようとしたところ、ご主人がペットボトルのお茶を渡してくれた。
旅先で触れる人の優しさはとっても嬉しい。

高千穂牧場にはすぐに着いた。






いい眺めだぜ。　



牛さん。

高千穂牧場で美味しいもの食べたいところだが、先ほど昼ごはんを食べたばかりなので我慢。
高千穂峰に向かう。


鹿児島県に突入！！

高千穂峰の登山口、高千穂河原までの距離は7kmくらい。距離はね。




　　　
上り坂。上り坂。上り坂。上り坂。
ずっとずっと上り坂。上り坂。上り坂。　








前進あるのみ。

1時間半の闘いの末、ついに到着！！


　　　
でもまだまだ前座にすぎないのよね。


　　　


相棒は置いていく。
いざ、高千穂峰へ。待ってろ天の逆鉾。

旅行中に野宿はした？

霧島神宮旧宮跡。


　　　




汗だくではあるものの、これくらいの道ならば楽勝！！
この時点ではそう思っていた。

本番はこれからだぜぇ…






かなりの急斜面の上、足場が崩れやすいため、ガンガン体力が奪われる。
　　　
俺　「なんだよこれええええ！！！きつすぎるうううううううう！！！」
叫んだ。心の中だけじゃなくて声に出して。

えっママチャリかよ

心が折れそうなとき、30代くらいのご夫妻が下ってきた。
多分俺の叫び声も聞かれちゃってる。恥ずかしい…
宮崎市内からお越しとのこと。
佐賀からママチャリで来たと話すと、驚かれ、応援されたｗｗｗ

ご夫妻「今の道は下りの時は楽だけど、上りのときは大変だよｗｗｗ」
　俺　「や、やっぱりですかｗｗｗｗ」
ご夫妻「私たちの上った道のほうがまだ楽だよ、ここから横に進めばそっちの道に辿り着くよ」
　俺　「あ、ありがとうございます…ｗｗｗ　そっちのほうに、む、向かいます…ｗｗｗ」
　　　
流石に疲労は隠せない…ｗｗｗ

　　俺　「て、天の逆鉾は、この先にあるんですよね…？」
ご夫妻「そうそう、でも、まだまだ先のほうだよ（笑）」
　　俺　「ぬおおおおお…！！ま、まだまだ、結構あります…？」
ご夫妻「ここを登って、馬が背を通り、下ると神社があるんですよ。
　　　　　そこからさらに上らないといけない。
　　　　　しかも、この道よりさらに崩れやすいよｗｗｗ」
　　俺　「そこは…気合でなんとかしてみせますッッ！！！」
ご夫妻「絶対感動するよ！！！　そうだ、これを持っていきなさい」

おにぎり二つ、あんぱん二つ、そしてお茶を頂いた。
やっぱり疲労は隠せない…ｗｗｗ

心が折れかけていたところで、ご夫妻の優しさに触れ、勇気が湧いてきた！！！
ご夫妻と別れ、さきほど教えてもらった道に向かう。お二人には本当に感謝！！




やっと斜面を抜けた！！

御鉢。こいつの側面を上っていたらしい。
しかし、どうやらまだ中ボスに過ぎないようだ。
だが、中ボスであれラスボスであれ、恐れるものは何もな～い！！







下ると白い神社が。

いよいよラスボスへ。


　　　
鹿？よくこんなところにいるな。　


　　　




ゴールらしきものが見えてきた。

着いたあああああああああああ！！！


　　　
天の逆鉾！！！！！




たどり着いた時の達成感は最高のものだった！！！