1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2016/03/31(木) 09:33:16.15 ID:CAP
http://withnews.jp/article/f0160324002qq000000000000000W00b10101qq000013157A
衝突安全に配慮した装備として普及が進む、自動車の自動ブレーキ。なぜか決まった
場所だけで勝手に作動してしまうという不可解な現象が発見されました。UDトラックスが、
同社の一部の大型トラックに搭載した装置が阪神高速5号湾岸線の一部料金所付近で誤作動する、として注意を呼びかけています。
普及が進む自動ブレーキ機能
誤作動が明らかになったのは、2014年に改良を受けた、大型トラック「クオン」の2014年モデル。
同社の自動ブレーキシステム「トラフィックアイブレーキ」が装備されています。
このシステムは、車体前面に備え付けられたミリ波レーダーで前走車との距離をつかみ、
車間距離が短くなると警報音やブレーキの自動作動で衝突時の被害を軽減する装置。
近年、横滑り防止装置などと一緒に、新たな衝突安全装置として各メーカーが採り入れており、国内外で政府による
新型車への装着義務付けの動きが盛んです。
なぜか阪神高速の決まった場所で…
そして今回の誤作動は、決まった場所だけで起きることがあるという特異なものでした。
同社によると、阪神高速5号湾岸線の大阪方面行き、の六甲アイランド北・住吉浜・魚崎浜・中島の各料金所付近だけで
確認されています。
この区間を時速80キロ以上で走行中、前方に車両がいない状況で、不要な自動ブレーキが作動する現象が
1年半ほど前から十数件、報告されているそうです。これまでのところ、事故につながったケースはないとのことです。
一時的な機能解除を呼びかけ
同社は現在、この区間にある高架の橋脚などの建造物が、大きさや位置などによって
障害物として誤検知されている可能性もあるとして、原因の特定を急いでいます。そ
の一方で、この区間では一時的に自動ブレーキ機能を解除するようドライバーに呼びかけています。